保険診療
診療内容のわかる領収書・明細書を発行いたします。一部負担金は医療費控除の対象になります。
当院は歯科初診料、医療安全・感染対策、補管、医管、手術顕微鏡、根切顕微鏡、歯科技工、歯CAD、GTR。レーザー加算、口腔粘膜処置、医療DXの施設基準を届け出ています。
令和6年度の改定で脱金属、医療DXの方向性が明確になりました。
各種検査 |
レントゲン、歯周病検査、顎の動き、口腔機能の検査など。 |
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口腔写真 |
指導の算定以外での口腔写真、例えば虫歯の状態や歯の破折線を説明する写真は無料です。 |
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指導管理 |
虫歯・歯周病の予防法の指導、家庭での歯垢除去(口腔清掃)を伴わない歯科治療は予後に不安が残ります。継続的な管理が大切です。 |
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衛生士による専門的な歯のクリーニングと家庭療法の指導を行います。奥歯の歯と歯の間など意外に汚れが取れていないものです。 |
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知覚過敏処置 |
虫歯はないのに風がしみたり、ブラシをするとき痛いことがよくあります。薬を塗れば改善します。欠損がある場合は白い材料でつめることもあります。歯髄(いわゆる神経)をとるのはできるだけ避けています。 |
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麻酔 |
深い虫歯を削るときや外科手術の時には麻酔が必須です。表面麻酔を塗り、できるだけ小さな針を使うことで、多くの場合痛くない麻酔が可能です。 |
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コンポジットレジン充填
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比較的小さな虫歯を白い材料で詰めます。一回で終わります。近年材料がおおきく進歩し強度もつよくなったため多用しています。 |
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12%金パラ インレー |
レジン充填では割れてしまうような大きめの奥歯の虫歯に適応。型を採り次回までに技工士が作製し、次回セメントで歯に装着します。最低2回かかります。金属アレルギーのリスクがあります。 |
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12%金パラ冠 |
銀色の金属でかぶせます、臼歯に適用。補綴(ほてつ)物維持管理は無くなりました。金属アレルギーのリスクがあります。 |
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銀色の金属に白い硬質レジンを前装した冠をかぶせます、前歯に適用。令和6年6月から補管は無くなりました。金属アレルギーのリスクがあります。 |
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CAD/CAM冠 |
平成26年4月保険導入。小臼歯に適用。大変きれいですが、破折を防ぐため咬み合せ面を1.5〜2o程度削合する必要があるため生活歯(神経を取っていない歯)では歯髄症状の出る恐れがあります。失活歯(神経を取った歯)に向いています。 令和6年の診療報酬改定で、第2大臼歯にも適応されることになりました。詳しくはこちらから |
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12%金パラのブリッジ |
歯を失った部分の隣の歯を削りセメントで固定する補綴(ほてつ)。2年間保証。支台歯(支える歯)の数や位置によって保険の適応されない場合があります。たとえば正面の2本の歯を失った場合A11AやCD6などです。ブリッジの適応を計算できる無料サイトがありますので、ご自分でお確かめいただくことができます。AやCDは支台歯(柱になる部分)、1や6はポンティック(ダミー)です。保険適応外の場合は、取り外しできる部分義歯かインプラントなどの自費治療になります。金属アレルギーのリスクがあります。 |
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補綴物維持管理 (施設基準) |
冠やブリッジを装着してから2年間は、装着した歯科医院が責任を持たなければならない決まりです。したがって当該の歯や隣の歯が2年間持たない可能性が高い場合は冠やブリッジはできません。2年間持たないと思われる場合は白い材料で盛り上げる方法や取り外しの義歯で対応することになります |
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維持装置、連結装置に12%金パラやコバルトなど保険給付される材料を使った義歯。維持装置(ワイヤーなど)を掛けた歯=鉤歯(こうし)に強い力がかかりやすく、また虫歯になりやすい欠点があります。虫歯を防ぐために鉤歯は特にしっかり清掃する必要があります。 |
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保険適用材料を使用した義歯。あごの骨が大きく吸収した下顎や歯軋りで歯を失った場合など咬合の不安定なケースが難症例になります。慎重な型取りとかみ合わせの調整が肝要です。厚生労働省の通知で一度作ると6ヶ月は新しく作ることはできない決まりになっています。 |
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金属床義歯(選定療養) |
総義歯金属床に限り自費料金から義歯の保険診療分を差し引く制度です。部分義歯の金属床は選定療養の対象になりません。 |
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複雑な根の中を小さな器具で形成、清掃、消毒、症状が無くなれば根の先までしっかりと詰めます。歯髄(いわゆる神経)が細菌に感染した場合の抜髄と根の先に病気ができた場合の感染根管処置があります。いずれの場合も根の中の神経の入っていた管を清掃、充填をしますので、根管治療ともいいます。 |
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歯茎の治療(歯石除去など)、治療の成否の鍵は家庭療法の徹底です。ガイドラインに沿って、スケーリング→根の清掃→外科処置と治療を進めていきます |
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速やかに戻せば使えます。牛乳に入れ乾燥させずに歯科医へすぐに行きましょう。神経の治療をしなくてはなりませんが。歯を失うことはありません。 |
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大臼歯が抜歯になったとき親不知を移植できる場合があります |
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根の先の病巣が歯内療法で治らない場合に一旦抜歯し、根の先を処置して元に戻す方法です。保険では臼歯のみに適応 |
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普通の歯内療法で治らない場合に根の先の病巣を摘出し、根の先から逆に薬剤を詰める方法です。 |
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抜歯 |
根の先端まで歯石がつき、たびたび腫れる歯を残すことは菌血症の原因になり全身の健康によくありません。また、重なりあった歯や埋伏した親知らずなど清掃の邪魔になっている歯の抜歯は隣の歯を守る予防処置といえます |
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歯軋りによる歯の磨耗、補綴物の破損、咬合性外傷を防止するプラスチックの薄い装置 |
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咬合挙上副子(スプリント) |
顎関節症の治療に用います。形態はナイトガードに類似しています |
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スリープスプリント |
睡眠時無呼吸症に対して口腔内に装着する装置。旅行などに持ってゆけない大掛かりな装置が不要になるので喜ばれています。専門医の紹介状が必要です |
歯科保険点数表(当院で診療の場合です)
令和6年4月1日改定(原則2年毎に改定されます) 施行は6月1日から 1点10円です。3割負担の場合一部負担金は点数×3となります
2年ごとの改定とは別に、歯科用金属料が3か月毎に見直され、保険点数も変わります。
保険点数項目 |
保険点数 |
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基本診療料 |
初診料+外安全・感染+医療DX |
原則、前回終了から1ヵ月経過して受診したとき |
310点 |
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再診料(同上) |
1ヶ月以内に受診した時(歯科管理料を算定した場合は3カ月以内に別の病名で受診した場合) |
67点 |
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検査料 |
レントゲン |
パノラマレントゲン(全体のもの) デジタル |
402点 |
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咬翼法レントゲン(上下の臼歯の虫歯を同時に写します) |
68点 |
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デンタル標準(小さなもの) デジタル |
58点 |
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デンタル標準(症状の確認) デジタル |
48点 |
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デンタル標準(パノラマ・CTと同時)デジタル |
38点 |
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CT(埋伏智歯、複雑な根管、重症の歯周病などで必要があって撮影した場合 診断料450点は月一回のみ算定)、撮影料は600点、同一月2回目以降は600×80/100=480点、これにデジタル加算120点となります。したがって、同一月2回目以降は480+120=600点となります。
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1170点 600点 |
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小児口唇閉鎖力検査 |
くちびるの周りの筋肉の強さが歯並びや口呼吸と関係しています |
100点 |
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舌圧検査 |
65歳以上の70%にオーラルフレイル(口の機能低下)があるといわれています。 |
100点 |
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顎運動関連検査 |
義歯で、噛む位置が不安定な場合のゴシックアーチ、あごの動きをシミュレーションするためのチェックバイト |
380点 |
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簡単、歯数で変わります |
200点 |
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精密(重症の場合の検査)、歯数で変わります |
400点 |
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医学管理料 |
歯科疾患管理料 |
1回目(文書を提供したとき10点加算)、初診と同月は80点 |
100+10点 |
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歯科衛生実地指導 |
歯科衛生士が口腔内で15分以上指導 |
80点 |
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機械的歯面清掃 |
歯にへばりついた汚れを清掃します |
60点 |
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歯周基本処置 |
薬剤によるポケット内の洗浄 |
0点 |
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歯石除去 |
片顎 |
68+38×2点 |
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歯根の清掃SRP |
前歯(1歯につき) |
60点 |
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小臼歯(1歯につき) |
64点 |
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大臼歯(1歯につき) |
72点 |
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歯根の清掃SRP (2回目) |
前歯(1歯につき) |
30点 |
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小臼歯(1歯につき) |
32点 |
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大臼歯(1歯につき) |
36点 |
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歯周外科 |
歯肉剥離掻爬術(1歯につき) |
630点 |
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歯肉移植(1手術につき) |
770点 |
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歯肉弁側方移動術(1手術につき) |
770点 |
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咬合調整 |
かみ合わせの調整一回限り |
40点 |
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歯周病重症化予防治療 |
スケーリング、機械的歯面清掃などの歯周病予防のための継続的な治療をしたとき |
150〜300点 |
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動揺歯の固定 |
簡単なもの |
200点 |
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複雑なもの(外科手術を伴うとき、外傷性脱臼のとき) |
500点 |
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重症化予防処置 |
歯周ポケットが3ミリ以下の比較的軽度の歯周病のメインテナンス |
250点 |
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4ミリ以上の歯周ポケットのある場合の病状安定期におけるメインテナンス |
300点 |
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歯内療法 (根の治療、根管治療)) |
神経の治療(炎症を起こして痛くなった神経を除去します) |
前歯 (1根管)下顎前歯は2根管のことがある |
234点 |
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小臼歯(2根管)第2小臼歯は1根管のことが多い |
426点 |
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大臼歯(3根管以上) |
600点 |
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(根の先の病巣の治療) |
前歯 (1根管) |
160点 |
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小臼歯(2根管) |
310点 |
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大臼歯(3根管以上) |
450点 |
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根の中の消毒 (症状が消えるまで数回) |
前歯 (1根管) |
33点 |
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小臼歯(2根管) |
41点 |
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大臼歯(3根管以上) |
57点 |
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根管充填(加圧根充加算) (根管の先端まで充填します) |
前歯 (1根管) |
204点 |
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小臼歯(2根管) |
252点 |
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大臼歯(3根管以上) |
306点 |
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加圧根充加算+ニッケルチタンファイル加算+顕微鏡加算(複雑な根管でCBCTを撮影し、顕微鏡及びレシプロックなどを使用した場合に加算) |
550点 |
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虫歯の治療 |
白い詰め物(コンポジットレジン) |
簡単(形成、接着処置、充填、仕上げ研磨) |
230点 |
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複雑(歯と歯の間の虫歯を含む場合) |
310点 |
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インレー |
大臼歯(形成、印象、装着、セメント料)当院ではほとんど実施していません |
901点 |
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CAD/CAMインレー |
コンポジットレジン充填よりも大きな齲蝕に適応(平成4年4月新規導入) |
931点 |
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CAD/CAM冠 |
コンピュータによる設計/製作されるクラウン。白いクラウン。神経を取った小臼歯に向いています。 |
およそ2500点 |
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クラウン(全体にかぶせます) |
前歯前装冠(ファイバーコア、形成、印象、仮歯、装着、セメント料4日間受診した場合。 |
およそ3000点 |
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大臼歯鋳造冠(形成、印象、装着、セメント料、) 単独の金属冠の補綴物管理料は無くなりました |
およそ2000点 |
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義歯(入れ歯) |
部分義歯 |
マグネットで維持と支持を図る義歯が保険導入されました(歯につけるキーパー1,232点+磁石構造体1237 |
2469点 |
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1日目、初診料+模型 |
274点 |
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2日目、再診料+補綴設計料+印象 |
592点 |
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3日目、再診料+咬合採得(かみ合わせの記録) |
602点 |
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顎の動き及びまたは位置の検査(省略されることあり) |
380点 |
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4日目、再診料+試適(かみ合わせ、審美性などを確認し場合によっては手直しを行います) |
420点 |
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5日目、再診料+上下に装着(片顎2660点+人工歯料) |
5380点 |
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新製有床義歯管理料 |
230点 |
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6日目、再診料 |
60点 |
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7日目、同上(翌月以降) |
165点 |
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上下に総義歯を入れる場合の請求例 7回通院して上下の総義歯を作った場合、合計7792点になります。負担金は1割負担で7790円となります。なお、準備の処置としての粘膜調整料1回220点、義歯修理料などは含んでいません。改定のたびに少しずつ上がっています。令和4年度の改定で8000円程度になります。 |
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手術 |
抜歯(麻酔料、薬剤料は含みません) |
乳歯 |
130点 |
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前歯 |
160点 |
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臼歯 |
270点 |
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難しい抜歯加算(根が肥大している、広がっているときなどで歯の分割、骨の削合を伴う抜歯) |
230点 |
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水平埋伏抜歯(横向きに生えた親知らず)
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1210点 |
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移植、再植、根切、下口唇粘液嚢胞摘出術 |
根尖切除術(前歯、小臼歯に適用)顕微鏡を使った場合 |
2000点 |
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歯牙再植術(臼歯のみ) |
1300点 |
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歯牙移植術(親知らずのみ)+暫間固定 |
1300+500点 |
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粘液嚢胞摘出術 |
920点 |
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訪問診療 |
訪問診療料 |
1回につき |
1036点 |
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処置、手術料 |
1.5倍の点数 |
高知市青木歯科TOP 2024/06/01更新