虫歯の治療 知覚過敏の処置   高知市青木歯科TOP

 

むし歯になりやすい(=プラークの残りやすい)部位とその予防法

歯と歯肉の境目(歯頚部齲蝕(しけいぶうしょく))。歯茎も一緒に磨くようにしないとプラークが残り、このような虫歯になります。

歯と歯の間(隣接面齲蝕(りんせつめんうしょく))。自覚症状が出にくいため、発見が遅れ、突然穴があいて歯科にかかったときには、すでに歯髄の寸前まで虫歯が進んでいることが多いむし歯です。目で見てもわかりにくいので、発見するには上下を同時に撮影する咬翼法レントゲンBite wingが有効です。予防にはデンタルフロスが必須です

歯のくぼみ、(しわ)小窩裂溝齲蝕(しょうかれっこううしょく))入口は小さくても中で大きく広がっていることがよくあります。深い溝にはブラシも届きません・予防には、萌出直後に歯を削らず溝を埋めるシーラント(填塞)が有効です

 

咬翼法レントゲンと隣接面齲蝕治療

4歳上顎、見た目では虫歯は明瞭ではありません

4歳下顎

4歳右、咬翼法レントゲン

4歳左、隣接面齲蝕が多発しています

6歳 赤く染めて清掃状態を調べています

6

永久歯が出てきました。白く映っているのはコンポジットレジン充填です

左上の第一大臼歯はまだ出ていません

 

 セメントの溶けだしによる二次齲蝕

 

2015年 右から二番目の鋳造金属による治療は30年以上経過しています。

20183年後レントゲンで虫歯ができていることを発見。セメントが溶けだし齲蝕になったようです。症状はありませんでした。1年に一回はレントゲンで確認したほうが良いようです。69歳歯科医

治療後 クラウン修復

 

 

 

クラウンブリッジとコンポジットレジン充填による治療

治療前

上顎

下顎

術後:金属冠をメタルボンドにしました

いくつかのインレーはコンポジットレジン充填にしました

10年間はほとんど変化がありませんでした

12年後:11年目に左下がインプラントになりました

左上第一大臼歯はコンポジットレジン→セラミック冠になりました

11年目にブリッジの支台歯が破折し、インプラントになりました

 

 

 

 

知覚過敏と楔状(けつじょう)欠損

 知覚過敏の原因は

@歯周病や磨きすぎによる歯肉退縮

A酸性の食材によるエナメル質が溶けること

B強いかみしめによる歯の欠損だと言われています。

知覚過敏としばしば同時に見られる歯と歯茎の境目が深くくさび状に欠ける楔状欠損の原因は、歯ブラシによる摩耗ではなく強い咬合力だという説が有力でした。しかし2006年ごろから歯磨剤による摩耗が原因であるといわれるようになっています。歯磨剤を使わない場合は歯頚部に摩耗は生じないので、歯磨剤の乱用が鋭いエッジをもつくさび状の欠損の原因のようです。(Dawson Functional Occlusion 19ページ)

 フッ素入り歯磨剤は齲蝕予防の効果があり、また茶渋のようなステインの除去にも効果的ですが、使い過ぎは歯の摩耗の原因になるようです。歯磨剤に含まれる研磨剤はエナメル質よりは柔らかいためエナメルを摩耗させることはありませんが、歯茎が下がってやや黄色い象牙質が露出するとこれを摩耗すると考えられます。

 

 

高知市青木歯科TOP  20181208更新